この3月に卒業した先輩たちに高校生活を振り返ってもらい、インタビューに答えてもらいました。
第4弾は、自分に合う学校を探し、入学当初は地元の岡山県から本校がある淡路島まで通学していた矢木清葉さんです。
AIEでもっと学びたい、と1年生の間にレジデンスコースにコース変更をして、部活動やイベントに参加していました。その後は、ミュージカル学科に進学するために週3日コースに変更しましたが、卒業間際まで様々な学校活動に参加していました。3年間を振り返り、「高校で学んで自分に自信が持てるようになりました」と話してくれました。
矢木 清葉 さん 昭和音楽大学 音楽芸術運営学科 ミュージカルコースに進学 岡山県出身
週1日通学コース→レジデンスコース→週3日通学コース
Q: AIEを選んだ理由を教えてください。
矢木(以下Y):母がフェイスブックでAIEを見つけて私に紹介してくれて、そこからすぐにオープンスクールに行きました。そして学校を見学していたら、校舎にいた先輩が話しかけてくださって、初対面なのにすごく明るい人たちだったのと、先生の雰囲気もよかったので、ここがいい!と思いました。ほぼ直感で選びました。
Q: AIEの第一印象はどうで実際入学してみてどう変わりましたか。
Y: 第一印象はみんな明るい!と思いました。入学してからも変わりませんでした。静かな人もいるんですけど、明るい人(先輩)が積極的に話しかけにいって、それで校内の色んなところが賑やかでした。
Q: 週1日通学コースを選んだ理由は?
Y: もともと小学校、中学校と結構休みがちで、毎日学校に行くのが苦手だと母親に相談していました。それで中3の時に、通信制で通学日数が選べて校舎にも通えるコースにしたい、という話になり、最初は週1日、岡山から淡路島まで通いました。1年生の秋に、学校のイベントにおもいきり参加するため、「ショートステイプログラム(短期寮宿泊)」で学生寮に入りました。入学した時は寮生活は考えられませんでしたが、短期宿泊で慣れたので、そのままレジデンスコースにコース変更しました。
Q: AIE国際高校でのスクールライフについて印象に残っている出来事を教えてください。
Y: English Theater(英語劇発表会)が一番印象に残っています。元々入学前から演劇とか歌を歌ったりとか演技をすることがすごく好きで、AIEを調べた時に演劇のプログラムがあるのを知って、入学前から参加したいと思っていました。コース変更のきっかけになったのもこのイベントです。英語劇プログラムに参加してみて、最初は全部英語だし、あまり英語が話せない人とか、演劇を全然やったことない人も沢山いて、どうなるんだろうと思っていましたが、最終的にみんなで力を合わせて一つの作品をグループで作ることができました。初めて演劇っていいなって、本当に実感した瞬間でした。
English Theater(英語劇発表会)
Q: AIEに来て自分が変わったと思うことは何ですか。
Y: 自分がしたことに後悔をしなくなりました。前は本当にささいなことでも、「あれ言わなければよかったな」と考えたり、相手が何も思っていないことでも、自分で勝手に「言わなければよかった」と思って落ち込んだりすることもありました。今振り返ると、昔は自分のことも、周りの人のことも信じることができなかったのだと思います。でも今は、そういう時は「ごめんね」ってすぐ気づいたときに素直に言えるようになりました。考えすぎなくていいんだと思えるようになりました。それは、色々あったけれど周りの人に信じてもらって、自分のことを信じられるようになったからだと思います。
Q: 頑張ったことはなんですか。
Y: 和太鼓部に入って、和太鼓を頑張ったと思います。私は1年生の冬から和太鼓部に入り、そこから約2年間、卒業まで活動しました。本当はだめなんですけど、一時期は太鼓をするために学校に行く!っていうくらい和太鼓のことが本当に大好きになりました。ここまで熱心になれるのって本当に初めてでした。和太鼓に熱中して、みんなと一緒に演奏会とかで達成感を得ていく中で、自分に自信が持てるようになりました。最後は音楽への道に進むため色々なレッスンに通う必要がありましたが、和太鼓部の活動は最後までやり切りました。
Q: 後輩に一言お願いします。
Y:AIEに来たら必ず自分の中の何かが変わると思います。「ここを変えよう」と思ってきたら絶対そこは自分が思っていた以上に変わると思うし、今まで意識したことがなかったことや意識しなくてもいいと思っていたことが、必要なものだったりとかになって、絶対これからの人生に役立つと思います。
矢木さん、ありがとうございました。
卒業式の日に「ほぼ直感で選んだ学校でしたが、最初からわたしにはAIEしかなかったんだろうなと今では思います」と話してくれた矢木さん。またコロナが落ち着いたらいつでも遊びに来てください。
これからの活躍を期待しています。