この3月に卒業した先輩たちに高校生活を振り返ってもらい、インタビューに答えてもらいました。
第5弾は、通信コースで入学し、途中から通学コースに変更して卒業まで通った小島芽弓さんです。
小島さんは、集中スクーリング時に高校に来たときに周りの生徒と直接会って刺激を受けたことで自分が変わるきっかけになったと話してくれました。
小島 芽弓さん 徳島県出身
京都芸術大学 芸術学部建築デザイン学科へ進学
週1日通学コース
Q. AIE国際高校を選んだ理由を教えてください。
最初に学校見学に行った日に、時間割を見て、各自のレベルに合わせた学習ができることが分かりました。元々みんなで一斉に授業するような雰囲気が嫌で転校を考えたので、AIEにしました。
Q. AIEの第一印象を教えてください。
それぞれの悩みは違いますが、自分を変えようとしている人たちが集まっていて、みんなで刺激を与え合いながら成長していける学校というイメージでした。
English Theater(英語劇発表会)
Q. 週1日通学コースを選んだのはなぜですか?
通学したいと思っていたのですが、転校を決めたときには次の一歩を歩むことに勇気を持てず、まずは通信コースに入ることにしました。コース変更のきっかけは集中スクーリングです。ここに来て実際に色々な人と関われる回数が多い方が、自分自身に向き合い、変わっていけるのではないかと思い、通学日数を増やしていきました。
Q. 自分が変化したと思うことはありますか?
自分の考えを持ち続けることが大切だと思えるようになりました。きっかけはHumanitiesのクラスです。
偉人の人生について学ぶうちに、社会や周囲の考え方に流されるのではなく、自分の意志を持つことが重要だとわかりました。それは難しいことでもあって、欠かせないことであると実感しました。
元々は自分の意見を言ったり、何か提案することも自信がなくて周りに流されていたのですが、徐々にクラスの中でも自分の意見を発言していくことができるようになりました。
Q. スクールライフでどのようなことが印象に残っていますか?
学生寮へのショートステイプログラムです。1年生の時は通信コースでしたが、スクーリングでみんなと関わるようになって、みんなのように頑張っている姿勢が自分にとって必要ではないかと思って、1か月間、集中してAIEで過ごせるショートステイをすることに決めました。
AIEの色々な人たちがそれぞれ持っている目標に向かっている姿勢から勇気をもらって、自分ももっと挑戦しようと思えるようになったのがきっかけです。
ショートステイは、自分がもっと成長しようと思えた機会で、ショートステイがなかったら今の自分はないと思いますし、その後もコース変更しなければ、色々な人と関われず、自分を変えることはできなかったと思います。
Q.小島さんはアート系の大学に進路を決めましたが、AIEで学んだことは、夢に近づくことにどう生かされましたか?
進路を考えるときに、自分がしたいことをするのではなく、周りにとって役に立つような人間になりたいと考えました。そして元々関心があった「ものづくり」を、他者にとっていい影響を与えられるような形でできないかと思って進学先を選びました。
自分の信念を持つことは社会の中で生きていくにあたって難しいですが、大切だと学びました。これを忘れたら、AIEで学んだ意味がないと思います。自分を持ち続けることを大切にしたいと思います。
Q. 進路を考え中の後輩へメッセージをお願いします。
私にとってAIE国際高校は自分を見つけられた場所です。
AIEは色々な考え方を持った仲間たちが集まった環境です。成長できる機会になると思うので、安心して来てください。
小島さんは明確な意志をもって自分自身に向き合いながら、学習面、人間関係と挑戦をしていた姿が印象的でした。ここまで紆余曲折もあったと思いますが、信念をもち続けて突き進んでください。
ありがとうございました。